Point

建設会社に勤務するご主人は専門知識も豊富。
プロも満足の家づくりを実現するため、建築家の三島先生にお越しいただき、
深いレベルでの建築提案を実施してもらいました。

外構にも配慮した住宅は高い性能を誇るとともに、暮らしやすさも抜群です。
随所に見えるこだわりのポイントにお施主様であるご夫婦のセンスが光ります。

来客用玄関にはバブルランプを設置。
拡散された光たちが柔らかくホールを照らします。

天井にはスワッグなどを飾ることができるメッシュを設け、
季節の彩に合わせたさまざまなドライフラワーが皆様をお出迎えします。

家族が笑顔で集まるリビングは一部下がり天井を設け、
レッドシダーにて化粧を施しました。
下がり部分にはコーブ照明にて光の帯を創出。
迫力あるレッドシダーの化粧に負けない照明計画となりました。


テレビは配線も検討したうえで壁掛けスタイルを採用。
配線関係もすっきりと隠せ、デザイン性の高い空間を損ないません。

ダイニングはキッチンに並行に配置しました。
このスタイルであれば料理の配膳なども動線が短くなり、
使いやすいダイニング計画となります。

リビング階段は家族の動きが自然と目に入る点も大きなメリットです。

キッチンで料理中であったとしても、こどもたちが帰った来た瞬間、
二階に上がる瞬間は見逃すことが無く、自然と家族の会話も弾みます。

階段も大事なインテリア要素です。
シンプルな空間に合わせるため、この住宅ではストレート型のササラを選択しています。

居室ごとに雰囲気を変える際には、建具の検討も重要です。
ホワイトな床材に合わせ、建具も白を選択していますが、
オーソドックスなタイプではなくルーバー型の建具を採用しました。

タタミコーナーは縁なし畳でシンプルに。
和室のテレビも壁掛けを想定し、最初から専用の設置金具をつけております。

毎日利用する洗面の鏡だからこそ、お気に入りのアイテムを選択したいですね。
丸型の鏡、タイルによる装飾…
造作だからこそアイテムの組み合わせによって、
全く異なる空間になるのがインテリアのおもしろい点です。

2階のホール、天井には木を感じる素材を採用しました。
白いクロスを採用したほうが広がりは感じられますが、
異素材を採用することにより、インパクトと重厚感を感じることができます。