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施工事例

25坪のちょうどいい平屋

伊勢市/夫婦

fLio


延床面積
85.6㎡(25.89坪)
階数
平屋
性能
C値:0.13㎠/㎡ Ua値:0.41W/㎡・K
設計
大西 江理子(株式会社昭栄建設)

Point


高性能住宅だから実現できる廊下の無い開放的な空間、結果坪数では表現できない広々とした平屋が伊勢市に誕生しました。

建物性能だけではなく、日射についても十分な検討を行い、パッシブデザインの住宅として仕上がっております。

魅力的なリビング・ダイニング・キッチンのスペースには、傾斜天井や異素材によるアクセントウォール、造作によるキッチン収納、壁掛けの両面時計などお施主様のこだわりとセンスの良さが一目でわかる空間となっています。

大きな掃き出し窓は大量の日光を取り入れてくれる大事な窓。

ただし、夏場は過剰な熱を取り入れてしまう側面もあります。昭栄建設では夏場の日射遮蔽にも重きを置き、窓上部には屋根や庇を設けるようにしています。

冬至と夏至の日射角度は住宅設計において重要な要素、高断熱・高気密だけではなくプラスアルファの快適性を追求します。







家の印象を決定づけるファサード面には、黒塗りの断熱玄関ドアに合わせ天然木材の外壁材を選択。



また、道路に対して玄関ドアを垂直に設けないことにより、目線の切れにも考慮しました。





玄関ドアを開けた先には、目線が通る大きな窓を設けています。

人間は空間の大きさを面積ではなく、体積で捉えると言われています。目線が通ることにより大きな空間であると認識されるため、面積以上の広がりを感じることができます。

昭栄建設の家づくりでは、このような家づくりのメソッドを随所にちりばめ、体感面積の最大化を目指す設計を取り入れています。



玄関収納には造作材による大型の棚を一面に設置。

棚板はそのまま使うのではなく、塗装を入れることによりお客様の想像するインテリアスタイルに合致するように配慮しました。

一目にもつきやすい場所ですので、スイッチもトグルスイッチを採用し細部にもこだわりました。




キッチンにはペニンシュラ型を採用。ダイニングテーブルとの並行配置は家事動線が短くなるメリットがあります。



リビング部分の上部は、傾斜天井とし天井高を高くしました。

構造上必要な梁(天井に通っている木材)を露出させるとともに、オイル塗装にて造作材との色合いを合わせています。

間取り的に可能であれば、平屋でも天井高を高めておくことはおすすめです。実面積以上に空間を広くとらえることができます。







キッチン収納も造作で作っています。
この住宅では、玄関・キッチン・天井の表し梁と木材部分の色合いを統一することにより、インテリアのテイストを統一しています。



TVボードは浮かせる形で制作し、後部には間接照明を設えています。

以前は、TV周りは周辺機器が多々あったため、隠せる形のTVボードが好まれる傾向がありましたが、最近ではスマートテレビの普及によりテレビ自体に機能が備わっていることが多くなりました。

スッキリとテレビ周りを見せたい場合には、こういったオープンなテレビボードでも十分に機能を満たせます。

背面にはクロスではない異素材をアクセントウォールとして設置しています。




ペニンシュラ型のキッチンは半島型のキッチン。一面には壁が付きます。

この部分には火に強い素材である、キッチンパネルやタイルを貼るのですが、この住宅では色合いを他のインテリアとも合わせたキッチンパネルを貼っています。
ステンレスのキッチン天板との相性も良く、きれいな空間となりました。




造作の洗面台。

間取り的に可能であれば、ニッチ棚はあると生活の中で使うちょっとしたものが置いておけるので、洗面カウンター部分をきれいに保っておくことができます。

大型の鏡の後部は収納になっており、大容量の生活品をしまっておけますが、日々のアイテムはニッチに置いておくことができます。

カウンターと鏡の間にはタイルを使いました。タイル設置の場合は小口の処理が重要なのですが、このタイプの洗面だと小口もきれいに納めることができます。



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