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施工事例

ダウンフロアがオシャレな平屋のお家

伊勢市 /夫婦

R+house

延床面積
94.40㎡(28.6坪)
階数
平屋
性能
C値:0.12㎠/㎡ Ua値:0.38W/㎡・K
設計
齊藤 真二(Atelier if 一級建築士事務所)

Point

シンプルな空間構成に合わせて外観のデザインもきれいに収めています。
特徴的なダウンフロアのリビングを中心に、随所に目を引くアクセントがちりばめられています。
ひとつひとつの収まりまで検討して設計された住宅です。

玄関ドアの収まりも検討し、余計なラインがでないようにすっきりと配置しています。
水平ラインがずれていたり、意味のない段差が生まれてしまっていると、
同じ部材を使っていても美しさを感じることはできません。

外壁材の色と玄関ドアの黒、そしてアクセントとして貼っている
レッドシダーのコントラストで、シンプルながらも印象に残る外観になりました。

家族用の玄関動線は、少し遊んで三角形をあしらっています。
装飾と共に垂れ壁が設置されることにより、自然と目線が区切られ、
家族用のスペースが目立たない配慮ともなっています。

リビング部分はダウンフロアを採用しました。
明確に物理的に区切られることによって寛ぎのスペースとしての意味合いを強めます。

TVを配置した壁は、高さを切ることにより奥側のスペースにも視線が通ります。
空間を広げることにより閉塞感を打ち消し、広々と感じることができる技術の一つです。

将来的にダウンフロアを解消することも考慮し、
建具高さやコンセント高さは他の床の高さに合わせています。
長期間住むことができる高耐久の家だからこそ、未来のことも想定し設計いたします。

同様に、いま区切る必要のないスペースは広々と使い、
必要に応じて壁を建てられるように、フレキシブルな使い方を提案しました。

キッチン前には造作でカウンターを設けました。
忙しい時間帯などは、このカウンターで食事を済ませたり、子供勉強を見たりと、
自由な使い方ができる設計です。

キッチンからはパントリーへアクセスできます。
備蓄品などたっぷり収納できるパントリーは、ここに雑多なものをまとめることにより、
キッチン周りを美しく保てる効果もあります。

造作の棚にはお気に入りの品々を飾ることにより空間が彩られます。

特徴的な洗面ボウルのサイズに合わせてタイル、鏡のサイズも検討。
自由に設計できるのも造作洗面台の大きなメリットです。

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