2025/06/10
こんにちは!工務の冨山です。
今日は、タイル割についてお話します。
タイル割とは、タイルを貼る際に端部の処理や目地の配置を調整し、施工の効率と美観を両立させる技法です。例えば、壁際に細かくカットされたタイルが入ると見栄えが悪くなるため、目地幅やタイルサイズを調整しながらバランスを取ることが重要とされています。
タイル割を適切に行うことで、統一感のある美しい仕上がりになります。
私はタイル割をする際に「JWW」というCADソフトを使用しています。これを使うと細かい寸法調整や施工のシミュレーションが可能になります。
↓実際に玄関・ポーチ部分のタイル割を行った図面
色々な割り付けの方法がありますが、間取りや使用するタイルによって、その時々で最も美しく納まる方法を考えていきます。
しかし、一方の仕上がりが良くても、反対側でバランスが崩れることがあり、悩まされることも少なくありません。
場合によっては壁の厚みを調整しながら、できる限りタイルが美しく貼れるよう工夫しています。
↓実際の施工写真
タイル割を適切に計画することで、施工の効率が上がり、仕上がりの品質も向上します。
事前の検討と調整が、美しいタイル仕上げを実現するための重要なポイントです!
以上、現場監督、冨山のほんの一部分のお仕事のお話でした!
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