2023/12/22
行ってきました。
インテリアコーディネーター山本です。
フランク・ロイド・ライトと言えば、
ル・コルビュジェや、ミース・ファン・デル・ローエと共に
「近代建築の三大巨匠」と呼ばれているのですが
26年ぶりの巡回展で、これは見に行くしかない!とのことで
愛知県は豊田市美術館へ。
フランク・ロイド・ライトの建築で「落水荘(カウフマン邸)」や
日本で言うと「帝国ホテル二代目本館」、照明で言うと「タリアセン」等がありますが
もっと深い部分が見る事が出来るのかなと期待は膨らむばかり。
まずすごいと思った事が、設計の数でした。
92歳まで生きた中で建築家として活躍したのが72年間、設計した数は実に1200以上。
そして建築だけでなく、芸術、造園、家具デザイン、都市計画等、幅広く活躍した所をみると
ほぼ一生を仕事に費やしていたと言っても過言ではないのじゃないでしょうか。
そんなライトの生涯の賜物と言わんばかりに、館内はたくさんの展示物が。
展示物の中でも私はやっぱり平面図や外観のパース図に目が行ってしまうのですが
今はCADがあるので図面もパースも簡単に書けるのですが、
もちろん手書きだし、全てにおいて細かくてびっくりしました。
ライト独特の幾何学模様や柱や梁の装飾など、すごく細かく描いてある・・と思えば
力尽きたのか何があったのか、鉛筆(?)でチョコチョコって描いてある部分もあったり
ここはどうしたんだろうなんて思っていたのですが
ミュージアムショップへ行ったらそのパースがポストカードになっていて、
まさかライトもその1部分だけ手抜き(?)で書いたパースが
ポストカードにされるなって思っていなかっただろうな・・
なんて考えたら面白くなったのでバッチリ購入しました。
館内は数点の作品を除き撮影禁止なので、写真が撮れなかったのが残念だったのですが
図録も買えたし
ライトの世界にどっぷり浸かれて良い時間を過ごせました。
(2時間以上見てました。笑)
まずは昭栄建設の家づくりを体験してみませんか?