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2021-12-26

建築家の設計料とコストパフォーマンスについて

R+house伊勢・松阪 種戸です。

 

本日のブログでは、プランニングとコストパフォーマンスの関係について少しご紹介したいと思います。

建築家の設計料とコストパフォーマンスについて 画像1

建築家や設計事務所でお家を建てると、設計料が高いから諦めてしまう、というお話を聞くことがあります。

住宅は何回も買い換えることが難しく長く住み続けていくものですから、価格の高い安いだけで判断をしてしまうと後悔してしまうことがあります。

設計料も、高い安いではなく、対価として得られる満足度を考えて、誰にプランニングを依頼するべきか判断するのが良いと思います。

建築家とそうではないプランナーの一番の違いは、空間イメージ(空間の使い方のイメージ)の引き出しの多さです。

建築家という人たちは、いかに豊かな空間を実現するかという視点で日々生活し、体験を求め、吸収し、実際に設計という生業を通して空間をつくるプロです。

家づくりを初めて経験される方が、これまで見聞きし、経験してきた範囲でイメージすることができる空間とは異なる観点で、建築家は豊かな空間を提案してくれます。

そういった点で、建築家との家づくりは満足度が高くなるのだと思います。

極端な話、プロではないプランナーの方は、皆さまの頭の中にある空間イメージを形にすることはできますが、

皆さまの想像どおりのプランニングになりがちです。

驚きや感動も建築家のプランに比べて少ないかもしれません。

さらに、皆さま含めてプランニングのプロではない方の頭の中にあるプランが、長く住み続けてみて「正解か」どうかは、よくよく考える必要があります。

満足度というのは、感覚的な部分が多いので、具体的な建築コストで比較することが重要です。

ここでも「空間の使い方」の引き出しの多さがポイントになります。

空間イメージが少ないと、例えば、「子供部屋=子供が勉強するための場所」というように、通常、「1部屋=1つの機能(使い方)」で考えられがちです。

そのように考えている人とプランニングしていくと、部屋の数が多くなったり、部屋が大きくなったり、建築コストが高くなるケースが多いです。

一方で、「空間の使い方」に関する引き出しが多ければ多いほど、求める使い方(暮らし方)をあらゆるかたちで実現することができます。

先の例で行くと、「子供が勉強するための場所」が必ずしも子供部屋でなくても良いかもしれない、ということです。

実現するのは難しく、経験値がものを言います。

常に、美しさを模索して、豊かな空間体験を求めて、試行錯誤を繰り返してきた建築家であればこそなせる技です。

住宅の建築コストは、一般的に建築面積が大きいほど高くなりますので、少ない建築面積の中でも多くの機能(使い方)を盛り込むことができる建築家がプランニングする方が、トータルでの建築コストを抑えられる可能性があります。

是非、一度建築家のプランニングについて、興味を持って色々とみていただくといいかなと思います。

今回のブログは少し難しい話が多かったので、お近くで見学会がある際には是非、建築家のプランを「体験」してみてください。

下記は建築家との家づくりをしているR+ houseの実例です。

https://www.r-plus-house.com/gallery/

 

お時間あれば是非。

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